水晶玉を連れて行けば、いつもの景色も違って見える。
小さな球の中に世界をぎゅっと閉じ込める。
撮影のお供に、小さな水晶体を。

水晶体と写真
まるくてかわいらしい、水晶体。
水晶体を覗くとそこは上下さかさまの世界が広がります。
なんだかスピリチュアルなイメージもあるけれど、カメラ好きにはいい相棒になります。
わたしはインスタグラムで水晶体を使って撮影している写真を見かけて、そのあまりの美しさに即購入しました。
水晶体はamazonなどのネットショッピングで簡単に購入できます。
値段も1000円弱と、手が出しやすいです。
一面に広がる景色を全部残したい時、パノラマや広角レンズもいいけれど、あえてアナログな水晶体を使ってみるのはいかがでしょうか?
コスモス畑を閉じ込めた

昭和記念公園での1枚。
秋晴れの秋桜畑で撮影してみました。
手前に水晶体を持ってくることで、背景の光が玉ボケしてくれて、なんとも幻想的な写真に仕上がります。
水晶体を持つと、どうしても片手で撮影することになってしまいますので、はじめのうちはオートフォーカスのレンズを使うか、誰かに協力してもらうのがいいと思います。
カラフルなお花畑もぎゅっと1枚に

続いては、ハウステンボスの花壇でのお写真。
お花畑と風車も、そのまま丸い枠の中に収まります。
水晶体を持つ角度によって、中の景色も変えられるし、背景の色も変えられる。

たとえば、こんな風に。
これは、さっきよりも空に向けて撮った1枚。
同じ場所を写しても、仕上がりはさまざま。
だから写真って面白いですよね。
夏を感じる海と空

故郷に帰っての1枚。
遠くまで広がる空と海も、水晶体に収めます。
ほとんど同じ色のはずなのに、きちんと風景が浮かぶ。
ラムネのビー玉を手に入れたときのような、高揚感すら感じます。
旅行先や懐かしい場所、思い出としてぎゅっと水晶体に閉じ込めてみては?
水晶体の扱い方
水晶体のお手入れ
ところで、水晶体のお手入れってどうしてるの?
これはわたしなりの方法ですが、汚れたら水洗い、指紋が気になったら眼鏡拭きで汚れをとっています。
傷がついてしまうと、どうしても写真に影響が出てしまうので、丁寧に扱うように心がけています。
水晶体の持ち運び方
どうやって持ち運ぶの??
わたしは小さめの巾着に入れて、さらにカメラバックに入れて持ち運んでいます。
巾着に入れるのは汚れを防ぐため、そしてカメラバッグに入れるのは衝撃を防ぐためです。
カメラやレンズと同様に優しく扱いましょう。
水晶体を持って撮影にでかけよう
無色透明な水晶体。
部屋に飾るだけでは何ともないオブジェですが、背景によって、鮮やかな色を写し出してくれます。
ちょっと変わった写真が撮りたいな!というときに、とてもおすすめの道具です。
広角レンズや魚眼レンズは値段が高くて手が出せないという方も、まずは水晶体で撮影してみてはいかがでしょうか?
きっと素敵な景色に出会えるはずです!
みなさんのカメラライフに、新しい仲間を迎えてみてくださいね!