株式投資

わたしがQQQを選んだ理由 インデックス「Nasdaq100」に投資する際に考えたこと

最近の米国株式低迷により、ハイテク株がお得に購入できる環境になってきました。

そんな中でハイテク企業が多く含まれるインデックスは投資対象として魅力的にも思われる方も多いのではないでしょうか。

Nasdaqの指数、「Nasdaq100」は年初来から値を20%下げ、ベアマーケットの状況。

今なら少しお得に、Nasdaq100への投資を始めることができるかもしれません。

今回はNasdaq100の値動きに連動する商品と、その選び方をご紹介します!

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Nasdaq100とは

Nasdaqは全米証券業協会が運営している市場の1つ。

アメリカには、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNasdaqの2大証券取引所があり、Nasdaq100はそのうちNasdaqの中で時価総額が高い上位100銘柄から算出される指数のことです。

ハイテク企業やIT関連企業などのいわゆる「グロース株」と分類される企業が多く含まれているのが特徴。

好景気の局面で伸びが大きく、不景気に弱いという特性もあります。

 

指数(インデックス)についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ↓

[投資初心者向け]まずはここから!投資の基本、インデックス投資と商品について解説!投資を始めたらほぼすぐ耳にするであろう、「インデックス投資」。 結局インデックス投資って何なの? 初心者におすすめの理由は?...

Nasdaq100連動する投資対象 投資信託かETFか?

Nasdaq100に連動する商品には、大きく分けて投資信託ETFがあります。

総資産の大きい投資信託としては、「eMAXIS NASDAQ100インデックス」「iFreeNEXT NASDAQ100」が挙げられます。

ETFとして有名なのは「QQQ」です。

指数連動のためほぼ同じ値動きの商品ではあるものの、投資信託を選ぶべきかETFを選ぶべきか、という悩みはつきものではないでしょうか。

投資信託では、分配金再投資ができるために税金による減額を防げる反面、信託報酬がETFの運用コストよりも高い傾向があります。

ETFはリアルタイムで注文ができる反面、単価が大きいと積立投資によるドルコスト平均法の恩恵を受けづらいというデメリットもあります。

これらの情報を整理したうえで、わたしはETFである「QQQ」を購入しました。

その理由について次の項にまとめます。

わたしがQQQを選んだ理由

前置きとして、わたしがこのタイミングでNasdaq100に投資しようと思った理由について簡単にお伝えします。

まず、わたし個人としてはNasdaq100を占めるハイテク企業やIT関連企業は、今後間違いなく伸びていくであろうと想定しており、いつか購入したいと考えていました

そして現在、Nasdaq100は年初来20%以上の下げの状態となり、株価が大幅に下落、株価の妥当性を示すPERも併せて下がってきているという状況があります。

過去のPERと比較してみても、平均値を下回っている状態で、割安感があるのが今です。

上記2つの条件が揃ったことから、比較的お得に購入できると想定されるこのタイミングで購入しようと決めました。

 

では本題の、投資信託ではなく、ETFである「QQQ」を選んだ理由について。

わたしがQQQを選んだ理由は以下の3つです。

  1. 投資信託を比べて運用コストが総合的に低いから
  2. 購入時のコストが低かったから
  3. 積立投資の予定がなかったから

1つずつ見ていきましょう。

投資信託を比べて運用コストが総合的に低いから

「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の信託報酬は0.44%、「iFreeNEXT NASDAQ100」の信託報酬は0.495%

これに対して「QQQ」の経費率は0.2%と約半分です。

ですが先ほども書いた通り、ETFでは税引き後の分配金が手元に入り、再投資するにしてもこれが実質コストとして追加されます。

QQQの直近利回りは0.58%。

ここに米国での課税と日本の課税、併せて約30%がかかるので、0.58×0.3=0.174%が追加のコストとなります。

元の経費率と合わせると、QQQの実質の運用コストは0.374%

実質運用コストを比べてみても、投資信託の信託報酬のほうが高いというわけです。

(実際には、米国での課税分は確定申告によって戻ってくる分があるので、もう少し差は開きます)

購入時のコストが低かったから

投資商品を購入する際には少しでも安く購入したいもの。

投資信託ではその日の基準価格でしか購入できないのに対し、ETFであるQQQであれば指値注文をすることができます。

リアルタイムで少しでも安く購入したい場合には、指値注文が大変便利です。

また、SBI証券ではQQQの買付手数料が無料となっており、この点も魅力でした。

(投資信託も買付手数料は無料のものが多いです!)

このほかにも、手元にドルが残っている場合は、円建ての投資信託よりもドル建てのETFのほうが手数料をかけることなく資金を投資に回すことができます。

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積立投資の予定がなかったから

最後に、わたしはNasdaq100への投資を積み立てではなく、スポット購入で行おうと決めていたからです。

積み立てのメインは、S&P500と全米株式の2つのインデックスと決めていたので、あくまでNasdaq100は余剰資金で購入する予定でした。

定額を毎月積み立て続けるのであれば、ドルコスト平均法の効果を得やすい投資信託のメリットもあるかもしれませんが、特にその予定はなかったためにQQQを選びました。

Nasdaq100・QQQ まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上の理由から今回わたしはQQQを購入してみました。

まだまだこれからの米国市場がどう動いていくか、予想が立てづらい局面ではありますが、自分が購入したいと思っていたものの動向を探るいい機会かもしれません。

値動きが回復してくるその日まで、じっと静観しようと思います。

投資するには、まず投資対象をしっかりと調べることから。

納得するまでリサーチをしながら、投資をしていきましょう!

この記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

 

投資を始めてみたいけどまだ始めていない方、SBI証券での口座開設がおすすめです。

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ぜひ初めの一歩を踏み出しましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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