広角レンズを覗いてみると、目の前の世界がすっぽりと画角の中に。
広角とは、写真レンズの写す角度が広いこと。
広い世界、その場所をまるっと収めたい。
そんなときにピッタリのレンズです。

広角レンズでおでかけ
広角レンズは旅行向き。
特に、自然が溢れる場所とか、特徴的な街並みとか。
どこまでも続くこの景色を表現したいときには迷わず広角レンズ。
10-15mmの超広角レンズは、卒業旅行に持っていきたくて、自分の卒業祝いに奮発したもの。
少々値は張ったものの、その使い勝手の良さには脱帽です。
焦点距離が近いので、画像の端の方はどうしても歪んでしまう。
目の前の料理を撮るには少し癖が強いけれど、旅行先を写すときには強みを発揮してくれる。
過去に広角レンズで撮影した写真を少しご紹介していきます。
卒業旅行での1枚

研究室の卒業旅行で実際に撮ったお写真。
伊勢志摩旅行で泊まった旅館のベランダからの1枚です。
夕日が落ちていくときにグラデーションが綺麗で、思わずパシャリ。
Light Roomで少し手を加えたものの、初めての撮影でもプロっぽい写真が撮れました。
太陽に向けて撮影をすると、どうしても手前のものや景色に影ができてしまいます。
そんなときは編集の力でそっとシャドウの値を上げる。
たったそれだけで、思い出に残る綺麗な写真の出来上がりです。

松本城を臨む

こちらは長野県の松本城のお写真。
なんてことはない写真ですが、日の丸構図を意識して撮ってみました。
先ほどのお写真もそうですが、雲がなびいていると、それだけで広角レンズで撮影した時の迫力が増しますね。
水面へのリフレクションもなかなかいい感じです。
こちらのお写真もやはり少し暗くなってしまったので、Light Roomで少し補正しています。
フルサイズ機を使うとさらに画角が広がって迫力が増すのかなあなんて想像してみたり。
夜景も映える

ここでもう1枚、今度は夜景の写真を。
東京ディズニーシーで撮った1枚です。
広角レンズを使うと、夜景も広い画角で綺麗に写すことができます。
実際には、レンズの絞りをぎゅっと絞って、一定時間放置しながら撮影したものではありますが。
画角としては、ここまで入るのか!というくらいきゅっと収まってくれますよね。
広角レンズの選び方
広角レンズって焦点距離が短いものをいうけど、実際どのくらいの値なの?
調べてみると、明確な定義はありませんが、概ね焦点距離35mm以下のものを指すようです。
CanonでAPS-C機用に販売されている15-135mmのズームレンズでも15mm寄りで撮影すれば十分に「広角」だと言えそうですね。
10-15mmまでいくと「超広角」と呼ばれることもあるようです。
広く写したいのであれば、できるだけmmの値を小さく、と言いたいところですが、慣れるまではレンジの広いズームレンズを楽しむのもお手軽でいい気がします。
景色を写すにはなかなかもってこいの広角レンズ。
まずはズームレンズの画角をひいてみるところからでも、楽しめそうです。
旅行のお供にぜひ、連れて行ってみてくださいね!